大手出版社の契約社員として働いている若妻レイラ。編集者として新しく担当させられた作家は放浪癖のある大御所だったが、五年振りの新作原稿を無事に書かせることができれば正社員にしてもらえると言われ張り切っていた。しかし予想以上に筆が進まない作家。焦ったレイラは「私に出来ることがあれば何でもします」と言ってしまう。ニヤリと笑み…